massa142's blog

くり返す このポリリズム

「エンジニアリング組織論への招待」を読んだ

動機

  • 去年話題になった本で流し読みしたままだったけど、最近組織について考えることがあったので改めて読み直してみた
  • 同僚がこの本で紹介されている認知の歪みを社内LTで話していてためになった

感想

Chapter 1の「思考のリファクタリング」がなんといってもこの本の醍醐味だと思う。誰にでも刺さる内容だし、頭ではわかっていても実践できていないことがよくあるのでいつ読んでも新しい発見がある。

不確実性にまつわる以下の言葉は、チーム開発をするうえで胸に刻んでおきたい。

  • "不確実性の発生源は「未来」と「他人」"
  • "不確実性を下げるには、情報を生み出すこと"
  • "エンジニアリングの本質は「不確実性の削減」である"

ちょっと昔にゲス極で『私以外私じゃないの』という曲があって、当時は「なに当たり前のこと言ってんねん」としか思わなかったけどこの本を読んだあとは深い歌詞だなぁと思えて不思議。


ゲスの極み乙女。 - 私以外私じゃないの

あと次の2つは大学生のときに習ったスポーツ心理学でも同じことが言われていた。

  • 「雨が降った」というのはただの事実であって、それ自体に意味はなくてそこからネガティブな思いを抱くのは認知の問題
  • コントロール可能因子を判断して、それだけをコントロールするように努める

個人的にスポーツ(部活)と仕事を結びつけるのは、根性論とか青春を叫ぶ人がいて苦手なんだけど、思考法・心理学の面では確かに役立つことが多いなあと思い直すことができてよかった。

読書メモ

Chapter 1 思考のリファクタリング

  • エンジニアリング
    • 「曖昧さ」を減らし、「具体性・明確さ」を増やす行為
  • 不確実性の発生源
    • 「未来」と「他人」
  • 「不確実性を下げること」は、「情報を生み出すこと」
  • エンジニアリングの本質が、「不確実性の削減」である
    • 要求仕様、実現手段が確実であるという状態は決してありえない理想
  • 他人が介在する問題について、私たちは感情的にならざるを得ない生き物
    • 「私以外私じゃないの」問題
  • どんなに自分が正論だと思っていることも、その人自身の世界の中で認識できる範囲の中での正論にすぎず、正解ではない
    • 自分は論理的でなくなる可能性があり、人が論理的でなくなる可能性があるのかを知った上で問題解決に臨む
  • 事実はありのまま、ただあるだけ
    • 「雨が降った」は事実
    • 憂鬱な思いがしたり、いらだったりするのは認知
  • 認知の歪み
    • ゼロイチ思考
    • 一般化のしすぎ
    • すべき思考
    • 選択的注目(心のフィルター)
    • レッテル貼り
    • 結論の飛躍
    • 感情の理由づけ
    • 認知的不協和
  • 怒りは、知的な能力を使って、危機を乗り越えようとしている状態
    • 怒ってる人は、「私は怒っていない。論理的に考えている」と思う
    • 「怒り」が発生しているそのときは「自分」ないし「自分の大切にしているもの」に被害が及びそうだと感じている、ということ
    • 「怒り」を感じたときは、同時に「何が大事なのか」を知るとき
  • 怒りを感じたときには、「それは自分にとって大事なことで、その発言は大事なものをぞんざいに扱われたようで悲しい」と伝える
  • 自分は論理的に考えることができていると思い込むことこそが、非論理的な思考を生み出す元になる
  • 未来は市場は「不確実性」で満ちているから、人には決して予測できない
    • この「不確実性」を確実なものにするには、行動して確かめる以外の方法はない < 経験主義
    • 今わからないということ自体が、次の一手への重大なヒント
  • 「コントロールできないもの」をコントロールしようとして、ストレスを感じてしまう
  • 「観測できないものは制御できない」
  • 「コントロールできるもの」を操作し、そして、「観測できること」を通じて、その結果を知識にするだけ
  • 自分自身の認知の歪みをパターンとして記憶することで、自分自身の過ちに気が付きやすくする

2019年6月の振り返り

仕事

  • Angular移行プロジェクト
  • djangorestframework-csvの導入
  • 在庫の持ち方を変更 & データ修正
  • 部屋管理に対応するための機能開発
  • お問い合わせ対応
  • 採用業務
  • HP改修プロジェクト

アウトプット

ブログ

イベント

音楽

映画・ドラマ・アニメ・漫画

n/a

買ったもの

  • ハンディタイプのアイロンが欲しかったので購入
  • 軽いし使い勝手がよくてよき

ラクロス

  • リーグ戦初戦 vs Stealers 3-8 Lose
  • リーグ戦第2戦 vs VALENTIA 5-5 Draw

KPT

Keep

  • 色んな場所からモバイルワーク
  • リーグ戦はじまって調子は悪くない
    • ランニング増やしてパフォーマンスあげていきたい
  • 稼働時間は戻せてきてる
  • SQUEEZEでやったBBQ楽しくてよかった

Problem

  • 総じて日本語書けてない問題
    • 日報
    • ブログ・執筆
    • OYO LIFEの体験レポート
    • 書く意欲がだいぶ戻ってきたので7月の自分に期待
  • 風邪が長引いて体調を1週間崩してた
    • そのせいもあってフロントまわりMmeetupに参加できなかった
    • 7月は ng-japan 2019 もあるので楽しんでくる
  • 業務で余裕なくてライブコーディング入門ができなかった

Try

DjangoCongress JP 2019 にスタッフとして参加してきた #djangocongress

はじめに

2019/5/18 に開催された DjangoCongress JP 2019 Day1 にスタッフとして参加してきました。

DjangoCongress JP 2019って?

djangocongress.jp

DjangoCongress JPは日本で開催されるDjango Webフレームワークのカンファレンスです。 DjangoCongress JPは、Djangoでアプリケーションを開発している人、Djangoを学んでいる人などDjangoに関わる全ての人が参加できます。 参加する全ての人がDjangoについて交流し、出会い、学び、楽しみ、深い理解を得ることを目的にしています。

スタッフとしての感想

代表の @hirokiky がインタビューで答えてるけど、去年に続いて継続性をとても大事にしているのがすごくいい。

1度だけだとコミュニティは育ちません。2回、3回と続けるからこそ前に会ったあの人に再開できますよね。1度会った人とオンラインで交流して、またオフラインで再会する。そうやって何度か会う中で参加者の人、スタッフの人の間で「コミュニティ」というものが醸成されていくものと考えています。 なので、少なくとも3年は続けたいと始めたときから考えていました。「5年は続けられるような1年目にしよう」と2018年のときからスタッフの間で共有していました。

一番恐ろしいのはスタッフの燃え尽きです。イベント開催はやっぱり大変なものなので、スタッフは燃え尽きてしまいがちです。でもそうすると「継続する」ことはできません。なので、2018年も2019年もスタッフも参加者も発表者も一緒になって楽しめて、開催の負荷もなるべく小さく、かつ効果的なものになるようにしました。

DjangoCongress JP 2019 主催者インタビュー 前編 - PyQオフィシャルブログ

以下の3点は去年のブログでも書いたけど、今年も同じ感想。

  • スタッフが燃え尽きなかった
  • 当日の仕事も少ないから、スタッフが発表を聞くことができた
  • 知り合いにはすぐ気づけるし、みんなの顔が見えるあたたかいイベントにできた

そういったなかで2年目の今年はできることをちょっと増やしていって、パーティーと動画配信を新たに実施できた。すごい!

パーティーの準備してくれたayakoさん、動画配信を担当してくれた @jbking には本当に感謝です。

自分は去年同様に受付を担当してたけど、会場提供してくださったサイボウズさんの施設・運営が素晴らしくてほとんどなにもしてないです。本当にありがとうございます!

来年は東京以外での開催も視野にあるので、スタッフ業を今年以上にもっと頑張っていきたい。

DjangoCongress JP 2019 主催者インタビュー 後編 - PyQオフィシャルブログ

全体を通しての感想

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  • 単純に1日ずっとDjangoの話聞けるの楽しい
  • PyCamp in 藤枝 / 和歌山で知り合った方々が参加してくれていて嬉しかった
  • 普段お世話になってる JSL メンバーにたくさん会えてよかった
  • Twitterハッシュタグが盛り上がっててよい
  • セキュリティの話が多くてすごく勉強になった
  • この雰囲気を大事にしつつ来年もちょっと新しいチャレンジをしていきたい

PyCon mini Sapporo 2019 で発表してきた #pyconsap

はじめに

1ヶ月ほど前ですが、2019/5/11に開催された PyCon mini Sapporo 2019 にスピーカーとして参加してきました。

PyCon mini Sapporo 2019って?

https://sapporo.pycon.jp/2019/

PyCon mini Sapporo は「Pythonの魅力をもっと多くの人に知ってほしい」「札幌でもPythonを広めたい」そんな思いで開催するイベントです。約4年ぶりの開催ですが、PythonがAIや機械学習などで使われることにより、前回よりもPythonの需要は高まっているように感じます。

そこで今回はPython初心者から中級者、特にPythonを学びたい若手エンジニアや学生向けのセッションを多数用意しました。 ぜひイベントに参加して、みんなで一緒にPythonを学びましょう!

スピーカーとしての感想

slideship.com

Python初心者から中級者向けということだったので、チーム開発をしていくうえで必要になってくるコードレビューについて話しました。「Pythonistaのため」というタイトルにしたものの、スライド書いてみたらPython要素がだいぶ少なかったのは申し訳なかったです!

実際の現場でよく見られる以下のよう問題に対して、チームでどう向き合っていくといいかという内容でした。

  • 「シングルクオートに統一してください」「importの順番を整えてえてください」といった本質的ではない指摘
  • diffが多すぎてレビューしづらいPR
  • レビューコメントが厳しくて、チーム内の雰囲気が不穏に
  • レビューのなかで長い議論が発生してしまって、コメント数だけが増えていくPR
  • 溜まっていく未レビューPRたち
  • レビューおじさん爆誕

この内容の多くはSQUEEZEで実際に取り組んでいる / 話し合ったことです。コードレビューのやり方はチームの規模でも変わってくるし、Web開発じゃなければまた話は変わってくると思います。ここに正解はないので、1つの事例として聞いてもらえると幸いでした。

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  • コードレビューを普段している人は会場の半分くらい
    • コードレビュー経験ない人でも雰囲気つかんでもらえるように、現場あるあるを説明にいれたのはよかった気がする
  • twitterの投稿や質問もたくさんもらえて嬉しかった
  • ベストスピーカー賞もらえました!ありがとうございます!
    • 上にも書いたけど、発表内容の多くはSQUEEZEでの取り組みです
    • 自分ひとりの力では決してないので、チームメンバーのみんなに感謝です!

賞品については以下のようなメッセージを頂きました。

いま、最後の振り返りMTGやっておりまして、ベストスピーカー賞に何をお渡ししようかと。。。

どこか海外、もしくは国内でも?で、やる Python 系イベントに参加されることがあれば、なにかお役にたてるようなものを渡せるかなと

ちょうどPyCon Korea 2019に同じ内容のCfPが採択されて発表にいくので、韓国にむけて欲しいものをあとで考えようと思います。ありがとうございます!

全体を通しての感想

  • どこに泊まるのがオススメか同僚に聞けばわかるのありがたい
  • 札幌のITコミュニティ優しくてアットホームだった
  • 会場に子どももいてとてもよかった
  • 懇親会でAngularとかフロントエンドの話をたくさんできて楽しかった
  • 来年また北海道ぜひ行ってみたい。OSCとかかな?
  • カンファレンスの翌日に id:shinyorke と行った札幌ドームでの野球観戦 & 美味しいご飯は大満足でした

北海道は実質はじめてだったけど、カンファレンスにご飯に観光と満喫できました!!!

最後に、スタッフの皆さんありがとうございました & お疲れ様でした!!!!!

2019年5月の振り返り

仕事

  • Angular移行プロジェクト
  • CloudFrontでのproxy設定
  • 物件毎のiCal URL作成
  • 在庫管理バッチ処理リファクタリング
  • ホテルの部屋管理に対応するための機能開発
  • お問い合わせ対応
  • 採用業務
  • HP改修プロジェクト
  • 会社紹介資料作成

アウトプット

スライド

slideship.com

ブログ

イベント

音楽

映画・ドラマ・アニメ・漫画

買ったもの

KPT

Keep

  • 色んな場所からモバイルワーク
  • AWS 認定ソリューションアーキテクトの勉強
    • 気長に進めてる
    • 受験時期そろそろ調べよう
  • ダンス教室チャレンジ
    • ハウスダンスの体験会に申し込んだ
  • 約束のネバーランド」観る

Problem

  • 日報書けてない
  • ブログ・執筆のアウトプットを増やす
    • 改善傾向にあるけど頑張らないと
  • 総じて日本語書けてない問題

Try

  • 日報書く
  • ブログ・執筆のアウトプットを増やす
  • OYO LIFEの体験レポート書く
  • ラクロスのリーグ戦始まるから体を絞る
  • ライブコーディング入門
  • フロントまわりMmeetupに参加する機会増やす

「アフターデジタル」を読んだ

アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

感想

フーマーや平安保険といった中国ITの事例紹介を中心に解説してくれているので、OMO型ビジネスがどういったものなのかが理解しやすかった。

SQUEEZEはBtoB SaaSの開発とスマートホテル事業をしているので、今後このオンラインとオフライン2つの事業をどういう方向に進めていくべきかを考えるいいきっかけにできた。

  • ユーザーとの接点を増やして、行動データを取得するためのプラットフォーム構想
  • 清掃の品質をスコア化・報酬のインセンティブ / 清掃スタッフ不足を解決するためのクラウドソーシング
  • データが集まることで、どこで宿泊施設を運営すればどれくらい利益があがるかの判断レベルがあがる
  • 自社ホテルのリピート客への施策

とかを考えていくと夢がひろがってよい。

機械学習のことをAIと呼んでうるさいところが気になるけど、その点を除けば読みやすく示唆に富んだ良書でした。

読書メモ

第2章 アフターデジタル時代のOMO型ビジネス

  • アフターデジタル: モバイルやIoT、センサーが偏在し、現実世界でもオフラインがなくなるような状況になり、「リアル世界がデジタル世界に包含される」という現象
  • OMO(Online-Merge-Offline): オンラインとオフラインが融合し、一体のものとして捉えた上で、これをオンラインにおける戦い方や競争原理として捉える考え方

「オンラインとかオフラインとか、そのようにチャネルで分けて考えてはいないんですよ…そもそもそういうチャネルで分けた考え方は、すごく企業目線だと思っています。今の時代は、OMOともいわれるように、オンラインとオフラインは既に溶け合って違いはなくなりつつあると考えるのが当たり前なんです。顧客はチャネルで考えず、その時一番便利な方法を選びたいだけですから」

  • 思考の悪例

    • 効率とテクノロジー中心の無人
    • 「オンラインを活用する」という逆OMO
    • プロダクトを中心に据える
  • 行動データ x エクスペリエンスの時代

第4章 アフターデジタルを見据えた日本式ビジネス変革

  • 高頻度接点による行動データとエクスペリエンス品質のループを回す
  • 最適なタイミングで、最適なコンテンツを、最適なコミュニケーション形態で提供する

「THE MODEL」を読んだ

動機

  • BtoB SaaSビジネスの理解を深めたい
  • 知り合いのデザイナーが「UI/UXを話すうえでは、ビジネスをちゃんと理解しないといけない」と言ってオススメしていた

感想

SQUEEZEで開発しているsuitebookはBtoB SaaSであり、前職のアライドでも主にBtoBtoC SaaSのプロダクト開発に関わっていたけど、自分は営業の経験はないしどちらかというとこの手の話に苦手意識があった。

技術だけじゃなくビジネスのことも勉強しようと思うようになってこの本を読んでみたけど、聞いたことあるけどよくわからない言葉や概念を整理できて、営業/セールスに対する理解が深まってよかった。

前職の人が書いたSaaS営業についてのnoteもこの本を読む前だと「何言ってるかわからん」状態だったと思うけど、いまでは「ふむふむなるほど」と理解できていてよい。

note.mu

次はこの本のなかでも取り上げられているカスタマーサクセスについてもうちょっと勉強したいから、カスタマーサクセス――サブスクリプション時代に求められる「顧客の成功」10の原則 を読んでみようと思う。

読書メモ

第2章 営業のプロセス管理

  • マーケティング: 市場からリードを獲得する
  • インサイドセールス: リードを商談化する
  • フィールドセールス: 商談から受注する
  • アウトバウンド インサイドセールス: ターゲットとする企業や業種から商談を作る
  • カスタマーサクセスマネージャー: 受注した顧客のリテンション

測定できないものは管理できない

  • 各プロセスを担う部門のパフォーマンスを評価する中間指標を設定し、どこがボトルネックなのかを把握し、すぐに対策が打てる

第3章 「ザ・モデル」のその先へ

新規リードはいつか頭打ちになる

  • 増えていく商談に至らないリード、失注、未フォローの既存顧客をリサイクルさせる流れを作る

第5章 分業の副作用

分業から共業へ

  • 人間はグループに分けられたとたんに敵対しやすい
  • 飲み会ではなく、共同で作業をすることによって達成可能な共通の目標が必要

第6章 レベニューモデル

SaaSの利点は製品・サービスそのものが顧客接点になること

  • ユーザーの活用状況がトラッキングできるため、顧客の解約リスクなどを検知するといったヘルスチェックにも活用できる
  • 顧客ステージの設計

第7章 マーケティング

  • オーケストラの指揮者のように施策をオーガナイズする
  • マーケティングコミュニケーションの目的は、見込客を次のステージに進めること

第8章 インサイドセールス

調節弁としての機能

  • 営業が持っている商談が多い時は、確度の高い案件に絞って渡してほしい
  • 営業が持っている商談が少ない時は、多少柔らかくてもいいから早めに営業に渡してほしい

第9章 営業(フィールドセールス)

「商談」というステージの中は、さらに細分化してフェーズ管理を行い、パイプラインやフォーキャスト(予測)の管理を行う

  • フェーズ1: リード以上商談未満
  • フェーズ2: ビジネス課題の認識
  • フェーズ3: 評価と選定
  • フェーズ4: 最終交渉と意思決定
  • フェーズ5: 稟議決済プロセス

第10章 カスタマーサクセス

カスタマーサクセスは会社の文化

単に購入後も顧客をフォローするというだけであれば、既存顧客担当営業やカスタマーサポートと変わりはない。ここでもマーケティングや営業の章で説明したように、顧客の成功という「ステージ」を定義し、今、顧客がどのステージにいるかを計測、判定し、どのようなステージ変遷を経て導いていくかを考えなければならない