マクドナルド、P&G、ヘンケルで学んだ 圧倒的な成果を生み出す 「劇薬」の仕事術
- 作者: 足立光
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2018/11/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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動機
- 技術書以外の本も読んでいこうキャンペーン
- 人づてに「この人有名なマーケターだよ」と以前教えてもらっていたので、興味をもった
感想
マーケティングだけでなく、仕事全般・リーダーシップについて多くの示唆がある本だった。特に第1章の「人は論理ではなく感情で動く」「Excite your team」というキーワードが強く印象に残っている。
著者の人となりがよく伝わってきて、「仕事ってやっぱり面白いな」と改めて感じさせてくれる。
読書メモ
第1章 すべての「選択」は自分が決めている
- 「目的」と「目標」は違うことを知っておく
- 売上前年比5%アップ < 目標
- お客様にどんな価値を提供するか < 目的
- 無茶な目標を設定しないと革新は起きない
- 3%では現状の延長線上の施策しか考えない
- 人は論理ではなく感情で動く
- 会議も書類もメールも、目的、簡単な背景、そして結論。
- 「Excite your team」
- 自分ではなく、まわりのモチベーションを上げて、ノセていかないといけない
第2章 「修羅場」が一番、人を成長させる
- まずは関係者に徹底的にヒアリングする
- 「Love is giving」
- いつどこで戻ってくるかはわからないし、戻ってこないかもしれないけど、それでいいのだ
- 自分でコントロールできること、自分のアクションで変えられること、しか考えない
- 新しい仕事は、自分から取りに行く
- 新しく来たリーダーというのは、何かの取り組みをしようとする時、時間をかけても、効果の高い施策をやりがち
- 時間のかからないもの、すぐできる施策をやっていく
第3章 人の倍の速度で「成長」する
- 日本の若者が考えているキャリアのスピードは、世界から見れば圧倒的に遅い
- CSRによって、社員は正しいことをするようになる
- 自分の成長のために、同じ仕事を3年以上やってはいけない
第4章 マネジメントには「意思」がいる
- 評価するための明確な数字がないということは、要は達成したいことも、責任もない、ということ
第5章 どんな状況でも、やりようはある
- ファッションでカルチャーを変えていく
- 働く環境自体が「Fun Place to Go」になっていく
- ブランドは構築する活動と、消費する活動しかない