massa142's blog

くり返す このポリリズム

「「劇薬」の仕事術」を読んだ

動機

  • 技術書以外の本も読んでいこうキャンペーン
  • 人づてに「この人有名なマーケターだよ」と以前教えてもらっていたので、興味をもった

感想

マーケティングだけでなく、仕事全般・リーダーシップについて多くの示唆がある本だった。特に第1章の「人は論理ではなく感情で動く」「Excite your team」というキーワードが強く印象に残っている。

著者の人となりがよく伝わってきて、「仕事ってやっぱり面白いな」と改めて感じさせてくれる。

読書メモ

第1章 すべての「選択」は自分が決めている

  • 「目的」と「目標」は違うことを知っておく
    • 売上前年比5%アップ < 目標
    • お客様にどんな価値を提供するか < 目的
  • 無茶な目標を設定しないと革新は起きない
    • 3%では現状の延長線上の施策しか考えない
  • 人は論理ではなく感情で動く
  • 会議も書類もメールも、目的、簡単な背景、そして結論。
  • 「Excite your team」
    • 自分ではなく、まわりのモチベーションを上げて、ノセていかないといけない

第2章 「修羅場」が一番、人を成長させる

  • まずは関係者に徹底的にヒアリングする
  • 「Love is giving」
    • いつどこで戻ってくるかはわからないし、戻ってこないかもしれないけど、それでいいのだ
  • 自分でコントロールできること、自分のアクションで変えられること、しか考えない
  • 新しい仕事は、自分から取りに行く
  • 新しく来たリーダーというのは、何かの取り組みをしようとする時、時間をかけても、効果の高い施策をやりがち
    • 時間のかからないもの、すぐできる施策をやっていく

第3章 人の倍の速度で「成長」する

  • 日本の若者が考えているキャリアのスピードは、世界から見れば圧倒的に遅い
  • CSRによって、社員は正しいことをするようになる
  • 自分の成長のために、同じ仕事を3年以上やってはいけない

第4章 マネジメントには「意思」がいる

  • 評価するための明確な数字がないということは、要は達成したいことも、責任もない、ということ

第5章 どんな状況でも、やりようはある

  • ファッションでカルチャーを変えていく
    • 働く環境自体が「Fun Place to Go」になっていく
  • ブランドは構築する活動と、消費する活動しかない