会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語
- 作者: 田中靖浩
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2018/09/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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動機
- お金について勉強している一環
- id:ngo275 がこの本を読んでて面白そうだったので
感想
世界史や美術史を絡めて、会計を大局的に・楽しく学ぶことができてとてもよかった。エピソード多めで読みやすく、自分のような門外漢がざっくり把握するのに最適な本だと思う。
「自分のため」の会計 > 「他人のため」の財務会計 > 「自分のための」管理会計 > 「自分(将来)のため」のファイナンス という理論の変遷が理解できたので、ここから会計・フィアナンスについて深掘って勉強していきたい。
世界史・美術史のエピソードがたくさん出てくるんだけど、めちゃくちゃ面白かった。直接関係ないように思える分野の知識が、ものごとを深く理解するのに役立ってくるという体験が味わえて、これが教養かと実感できた。次は 世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」 を読んでみたい。