massa142's blog

くり返す このポリリズム

「いま君に伝えたいお金の話」を読んだ

いま君に伝えたいお金の話

いま君に伝えたいお金の話

動機

  • お金について勉強している一環
  • 村上さんは中高・大学の先輩にあたるので親近感があった

感想

子どもに向けた「お金の勉強」の本。お金との向き合い方を、簡単な言葉でわかりやすく解説してくれている。逮捕された経緯を省略していたりしていて彼が歩んできた過去を美化しているようにも若干感じるが、それでも村上さんの考え方・取り組みに好印象を抱いた。

自分はお金についてはまだまだなので、子どものときからの「お金の教育」は本当に重要だと感じている。特に村上家のような家庭のなかでそういう教育があるのは、とても良いことだ思う。自分も将来そういった教育ができるように、いまからお金ときちんと向き合っていきたい。

この次には、村上ファンドのことについて書かれている生涯投資家を読んでみる。

読書メモ

1 お金って何だろう?

  • 「お金 = 汚いもの」「お金 = 悪いもの」というとらえ方は、お金の本質をわかっていない
  • お金は、道具であると同時に、人間の身体でいう血液のようなもの
    • 日本の社会の調子がいまひとつ悪い原因は、「貯め込み」のせい
  • 「お金」について4つの大切なこと
    • 自立して生きていくためには、お金は絶対に必要である
    • やりたいことをやるには、余分なお金があったほうがいい
    • 困ったときに、お金は君を助けてくれる
    • 君がお金を持っていれば、人を助けることができる
  • お金のことをよく知らぬままに大人になると、すぐにこのお金の魔力に支配されてしまう
  • お金に強くなるには、数字に強くなればいい

2 お金と世の中の関係

  • モノの値段はかならずしも質の高さだけで決まるわけではない
    • 希少価値
    • サンマの豊漁・不漁のたとえ
  • 人間は値段が高いものには何か高い価値があるかのように錯覚してしまいがち
  • お金とうまく付き合うには、日々の暮らしのなかで、その金額が自分にとって意味と価値があるかどうかの判断が必要
  • 何が自分にとって大切なのか、幸せなのかという「ものさし」を持つ
    • どんなに頑張っても、欲しいモノを全部買うことはできない
    • どんなに素晴らしいモノを買ったとしても、新しいモノが出たらまた欲しくなる

3 君がお金を手にする方法

  • 収入が少なくても頑張ると覚悟したなら、お金と正面から向き合わなくてはいけない
  • いつの時代も、お金を貸す仕組みは社会のいたるところに張りめぐされている
    • 借りるのは簡単でも、お金を返すのはとても大変

4 働き方が大きく変わる

  • 自分の人生を守るのは自分
  • 生活のために、お金は絶対に必要なもの
  • これまでは定年まで勤めていれば当たり前のように「退職金」や「企業年金」という老後のための資金をもらえた
    • これからは自分で人生設計を立てて、生涯のお金のやりくりを考えなければいけない
  • 「投資を通じてコーポレート・ガバナンスを日本に浸透させたい」という想いで、村上ファンドを立ち上げたという回顧録は興味深かった

5 稼いだお金を貯めて増やす

  • お金は稼いで貯めて、回して増やす。増えたらまた回す。
    • このサイクルが大事
  • お金こそが、お金を生む卵
  • 稼いだお金の2割を貯金する
  • リターンが低いものは、リスクも低い
  • リターンが高いものは、リスクも高い
  • お金を増やすことに近道はないし、魔法もない
  • 期待値が1を上回るかどうかで判断

6 お金と向き合うための覚悟

  • 借金は何があっても返さなければいけないお金
  • あまりに普通のことのようになっているから、お金を借りることがいかに怖いか、ちゃんと理解していない
    • お金を返すのは借りるときに想像するよりも、はるかに大変
    • 金利・延滞金・連帯責任
  • お金を借りるというのは、トランポリンに乗るようなもの
    • 自分の力じゃ飛べない高さまでジャンプさせてくれる
    • より高く飛んでしまってちゃんと着地できなかったら、受けるダメージはとてつもなく大きい

7 とっておきのお金の使い方

  • お金がもっとも輝くのは人のために使ったとき
    • 少しゆとりができたら、人のため、世のために使ってみる

Python Boot Camp in 岡山 の振り返り #pycamp

はじめに

2018/11/23 に開催された Python Boot Camp in 岡山 に講師として参加しました。それの個人的な振り返りを兼ねた、大都会岡山 Advent Calendar 2018 - Adventar 5日目の記事です。

Python Boot Campって?

PyCon JPではこれまでも年に1回東京で開催されるPyCon JPイベントでPythonを学べるチュートリアル講座を開催してきました。 今回は、以下のような人たちにPythonを知ってもらえる機会を提供できたらという思いで、Python Boot Camp(略してPyCamp)を企画しました。

  • 遠方に住んでいるためPyCon JPのチュートリアルに参加できずにいた方
  • Pythonを使っている人が周りにいなくてなかなか始められなかった方

を対象に、全国各地をまわっています。

PyCon JPサイトに掲載の企画詳細

すでにあるまとめ

背景

これまでPyCampには埼玉と福島の2回にTAとして参加していましたが、今回の岡山でははじめて講師として臨みました。

PyCampはこれまで清水川さん, 寺田さん, たかのりさんの3名が講師を担当していました。(厳密に言うと、PyCamp初期の頃には他の講師の方もいました。)

そのメンバーに加わるということで多少のプレッシャーがありましたが、Pythonコミュニティへの貢献と自分の新しいチャレンジとしてこの講師の役目を引き受けました。

準備

当日までの事前準備として、講師練習会を2度開催しました。

平日の夜に参加してくださって、温かい・厳しいフィードバックをくれたみなさん本当にありがとうございました。

PyCampのテキストはTAのときにも読んでいて内容は把握していたけど、自分でゼロから作ったものではないので、いざ口で説明しようと思うとなかなか言葉がスムーズにでてきませんでした。

この練習会のおかげで、言葉につまる箇所や逆に深掘りして話しすぎる箇所が把握できたので、本番でとても役立ちました。

当日

参加者は、学生からベテランの方まで幅広い層が岡山・広島から集まりました。(connpassの応募があっというまに埋まったので嬉しかったです)

またTAとスタッフのメンバーは、これまでにPyCampの参加経験があったり、他の技術コミュニティを多く主催していたりとみなさん経験豊富 & イベント慣れしていて、講師としてはとても心強かったです。

講義中もTA・スタッフが中心となって場を盛り上げてもらって、参加者から質問やツッコミが出やすい雰囲気にしてもらえて助かりました。話している側からすると、聞いている側からのレスポンスが薄いのが一番つらいので、全体を通してわいわいできたのは本当によかったです。

逆に次回への反省としては、

  • 質問の意図を確認してから回答する
    • 質問をもらったら、こちらで繰り返して意図を確認 & 他の人にも周知する
  • 参加者の進捗度合いを見つつの時間配分

の2点がありました。

f:id:massa142:20181206003951j:plain

まとめ

  • Python Boot Camp in 岡山」に参加・協力してくださった方々本当にありがとうございました!
  • 参加者の方から大都会岡山のノリ・勢いを存分に味わえた
  • このPyCampをきっかけに、岡山Python勉強会に新しい人・若い人が参加してくれたら嬉しい

次回のPyCamp告知

今の時点で今後の開催が決まっているPyCampは次の2つです。

仙台はもう枠が埋まっちゃってますが、藤枝の方はまだ若干の空きがあります。

藤枝の講師は自分が担当するので、興味がある人は参加登録してぜひ当日お会いしましょう!!

「これからの投資の思考法」を読んだ

元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法

元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法

動機

  • お金について勉強している一環
  • 自己投資と考えていた20代が終わりそうなので資産運用について勉強したかった

感想

ウェルスナビのCEOが、資産運用について説明してくれている。自身の失敗談も交えながら、「長期・積立・分散」という基本の「投資の思考法」を解説してくれるのでとてもわかりやすい。表面上のテクニックや財テクではなく、根底にあるお金・経済について学ぶことができるのが特によかった。

最終的には「これまで富裕層でないと利用できなかった資産運用サービスが、テクノロジーによって誰でも利用できるようになる」と論じていて、ウェルスナビの社会的意義に納得がいくものになっている。この本を読んでウェルスナビを応援したくなったし、ぜひウェルスナビを使って資産運用することを検討したい。

読書メモ

第1章 5つの失敗から学んだ投資の鉄則

  • 銀行の特別待遇に舞い上がった
    • 何に投資したか、覚えていない
  • 「過去のリターン実績」で選んだ
    • テーマ投信は過去の実績がよいものをパッケージ化している
    • 過去のリターン実績がよいからといって、それが続くケースは多くない
  • 銀行のブランドだけで判断した
  • オススメされた株にそのまま投資した
    • よく知らない企業に投資してしまった
  • 「有名だから」と投資した
    • 長期的な成長性を信じていながら、短期的な損失に耐えられずに株を売却してしまった

第2章 時間と世界を味方につける資産運用とは?

  • 「長期・積立・分散」の資産運用
    • 10年以上(できれば20年以上)の長期投資
    • 毎月、一定の金額を投じる積立投資
    • 世界中のさまざまな資産への分散投資
  • r(資本のリターン) > g(経済成長率) by 『21世紀の資本
    • リスク・プレミアム
    • 税制上の優遇
    • 人類社会の本質は格差社会である
    • 格差が縮小したのは、2度の世界大戦の時期
      • 富裕層も一般の人も横並びでの再スタート > 一億総中流
    • 冷戦が終結したのを境に、世界中で再び格差が拡大している

第3章 日本の資産運用はガラパゴス化している

  • 日本だけが「失われた20年」を経験し、そのせいで最初のステップである、国内での「長期・積立・分散」に挫折した
    • ガラパゴスした結果、お互いの富を奪い合うゼロサム・ゲームが主流に
    • FX・仮想通貨デリバティブ
    • 投資は怖いものではなく、世界経済の成長がもたらすパイを分け合う資産運用なら、投資した人が皆、豊かになる *「長期・積立・分散」の資産運用を7割以上に保つ
    • 値動きが大きいサテライトを3割以下に抑える
    • 日本政府の年金基金も「コア・サテライト運用」
  • ハイリターンはハイリスクと表裏一体
    • 過去のパフォーマンスに目を奪われ、リスクについての説明を読み飛ばしてしまう
    • 七面鳥の罠

第4章 日本人が知らなかった"正しい"資産運用

  • "正しく"資産運用するための6つのステップ
    1. 資産運用の目標を立てる
      • 老後のためならば、3000万から4000万あれば安心と言われている
    2. 最適な資産配分(ポートフォリオ)をつくる
      • ある程度リスクを取れるなら、株式の割合を70~80%
    3. 具体的な銘柄を選定する
      • どの企業や産業の株価が上がるのかを正確に予測するのはほとんど不可能
      • 上場企業になるべく幅広く投資する
    4. 取引の前に、もう一度リスクを確認する
    5. 積立を設定する
      • 一括と積立を組み合わせて「長期・積立・分散」の資産運用を行っている
    6. リバランスを着実に行う

第5章 人間の脳は資産運用に向いていない

  • 直感があまりに強く、冷静に計算して行動しようという思考を妨げる
  • 人間の脳は「損をすること」を極端に嫌う
  • リーマン・ショックでは「何もしない」が正解だった

第6章 テクノロジーが実現する豊かな未来

  • これまで富裕層でないと利用できなかった資産運用サービスが、テクノロジーによって誰でも利用できるようになる
  • プライベート・バンカーは、1人につき20人程度の顧客に対応するので精一杯

第7章 お金から自由になったら何をしたいか

  • 若いときは自己投資で可能性を広げる
  • 働かなくても2年間やっていける蓄えをつくる
  • 収入が増えても生活水準を上げすぎない
    • 収入が一定額を超えると、幸福度は頭打ちになりかえって下げりうる

「世界のエリートがやっている 最高の休息法」を読んだ

動機

  • たまたま聞いたpodcastが仏回で、仏教とマインドフルネスに対する興味がわいた
  • マインドフルネスはそれまでどちらかというと胡散臭いと思っていたけど、メンタルを安定させたいなーと思って読んでみた

感想

  • ストーリー仕立てなので読みやすい
  • アンガーマネジメントにもつながっていて、メンタルをうまくコントロールできるようになった気がしている
  • 「いまここ」に集中というのは、「フロー」「ZONE」といった大学時代に取り組んでいたスポーツ心理学に通じるものがある
  • "呼吸は意識の錨"という考えがとてもしっくりきた
  • 「考えと自分を同一視しない」という捉え方は意識したこともなかったので、かなり新鮮だった
    • 『 考え』に対して傍観者であり続ける
  • ビル・ゲイツとジェフ・ベゾスが自分で食器を洗うワケ | 家事で「心のエクササイズ」 | クーリエ・ジャポン
    • 「毎日皿洗いをしているよ。僕がやっていることで一番セクシーだと思う」

    • これを読んで自分もセクシーでありたいと強く思った

読書メモ

Lecture1 「疲れない心」を科学的につくるには?

  • マインドフルネスの起源は原始仏教
    • 西洋人が東洋の思想や瞑想法を自分たち用にアレンジ
    • もともとあった宗教性は排除されていて、どちらかといえば実用面に比重が置かれている
  • マインドフルネスは脳と心を休ませるための技術群
  • 自分の内面が休まらなければ本当の休息にはならない
  • 脳は「何もしない」でも、勝手に疲れていく
    • デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)
    • ぼーっとしていても、浮かんでくる雑念が脳のエネルギーを消費している
  • マインドフルネスによって、疲れない脳に変えることができる

Lecture2 「疲れやすい人」の脳の習慣

  • 「何もしない、ただここにある」
    • まず自分の身体の感覚に意識を向ける
    • 次に呼吸に関係する感覚を意識する
      • 呼吸をコントロールしようとしない
      • 良い呼吸も悪い呼吸もない
      • とにかく呼吸に細かく注意を向ける
    • 雑念が浮かんできたら、それに気づくだけでいい
    • そしてまた呼吸へ注意を促す
  • 呼吸は意識の錨
    • どんな雑念が心に吹き荒れようとも、呼吸を見失わければ大丈夫
  • 脳のすべての疲れやストレスは、過去や未来から生まれる
    • すでに終わったことを気に病んでいたり、これから起きることを不安に思っていたり
    • とにかく心がいまここにない
    • 子供や動物はいまここを保ち続けている
  • 食事瞑想
    • 食べている感覚に注意を向ける

Lecture3 「自動操縦」が脳を疲弊させる

  • 自動操縦モードに慣れた人間は、集中力が減っていく
  • 自動操縦を脱する方法
    • ラベリング
      • 呼吸似合わせて1から10まで数える
    • 歩行瞑想
      • 歩くという動作1つずつを細かく意識してみる
      • ムーブメント瞑想の1つ

Lecture4 脳を洗浄する 「睡眠」x「瞑想」

  • 睡眠というのは脳の洗浄あるいはデトックスの時間
  • ポジティブな感情を育てる技術「メッタ」
    • 通常のマインドフルネス呼吸法を10分続ける
    • 自分が慈しみたい人を心にイメージ
      • それによって起こる身体の感覚や感情の変化に注意を向ける
    • その人に向けて次のようなフレーズを心の中で唱える
      • あなたが幸せで心安らかでありますように
      • あなたが健康でありますように

Lecture5 扁桃体を抑えつけるな!

  • ブリージング・スペース
    • ストレスを受けた時の自分の変化に気づく
    • いつもどおり呼吸に注意を向ける
    • 意識の向かう先を呼吸から身体全体に広げる
  • ストレスの捉え方そのものを変える
    • 理性によってストレスを抑え込むのではなく、理性と感情がうまく調和する脳状態をつくっていく
  • 地中海地方の食生活がストレスにも心臓にもいいと言われている
    • 野菜、果物、ナッツ類、豆類、イモ類、全粒穀物、魚、オリーブオイル、チーズ、ヨーグルト
  • 肥満はうつ病の温床であり、うつ病の結果でもある
    • 「食べたいな」という感覚が生まれたら、そこに注意を向ける

Lecture6 さよなら、モンキーマインド

  • 月に一度は「怠けること」に専念する
  • 雑念で頭が満たされた状態 - モンキーマインド
    • サルたちが頭の中でうるさく騒ぎまくっているような状態
  • 『考え』に対して傍観者であり続ける
    • 自分の心は電車が行き交うプラットフォーム
    • どんなに雑多な種類の電車が入ってこようと、プラットフォームは変わらない
    • 自分と考えを同一視しない
    • どんな考えも、一時的に自分を訪ねてくる客人であって、ずっと頭の中に住みついているわけではない
  • 同じ考えが何度も浮かんできたら
    • 捨てる
    • 例外を考える
    • 賢者の目線で考える
    • 善し悪しで判断するのをやめる
    • 由来を探る

Lecture7 「怒りと疲れ」の意外な関係性

  • 怒りに対処するための手法 - RAIN
    • 怒りが起きていることを認識する(Recognize)
    • 怒りが起きているという事実を受け入れる(Accept)
    • 身体に何が起きているかを検証する(Investigate)
    • 怒りと自分を同一視せず、距離をとる(Non-Identification)
  • 目的意識のある人ほど「怒り」に注意

Lecture8 レジリエンス脳科学

  • 不安を思い描いたら、心の中で次のようなセリフを繰り返す
    • 「(世の中はそういうものだ)」 *「(どんあこともありのまま受け入れられますように)」
  • ほとんどの苦難は、将来への不安が水増しされているということ
    • 目の前にあるトラブルというのは、それ自体では大したことはない
  • いまここにフォーカスする能力が重要になる

Lecture9 脳から身体を治す

  • 身体をリフレッシュする「ボディスキャン」
    • ブリージング・スペースの全身版
    • 横たわって、呼吸に注意を向ける
    • 左ありのつま先に注意を向ける
    • 身体をスキャン
    • 同様のプロセスを全身で
  • 認知療法的な効果もあり
    • 「肩こりは永遠に続くものだ」という認知の歪みが入り込んでいる可能性あり

Lecture10 脳には脳の休め方がある

  • 『感謝』の気持ちを培うメッタ
    • 10個の感謝を心の中で思い浮かべる
    • 他人や社会に対して感謝する気持ちを持っている人のほうが、幸福度が高い

5日間シンプル休息法

  • 前日準備: 脳を休息モードに切り替える
  • 1日目: 身体を休息させるレイジー・デー
  • 2日目: 行ったことのない近場を訪れる
  • 3日目: 人とのつながりを確認する
  • 4日目: 欲求を開放するワイルド・デー
  • 5日目: 「次の休息」をよりよくするために

2018年11月の振り返り

仕事

アウトプット

ブログ

発表


みんなのPython勉強会#39 数学を理解するためのPython

イベント

音楽


DAOKO × 中田ヤスタカ「ぼくらのネットワーク」MUSIC VIDEO

映画・ドラマ・アニメ・漫画

  • N/A

買ったもの

  • 機能性革靴

ラクロス

  • vs STEALERS 7-10 lose

KPT

Keep

  • [先月のTry] 執筆に当てる時間をより確保する
  • [先月のTry] Money Forwardで家計簿をきちんと管理する
  • [先月のTry] SQUEEZE Mediumの更新頻度をあげる
  • ダイエットは順調に継続中
  • 新宿のTSUTAYA BOOK APARTMENTが快適だった
    • 夜の作業場所としてよき
  • お金の勉強

Problem

  • 段取り・根回しという社会スキルがなさすぎる
    • 1つ1つ勉強していく
  • 「仕事が忙しい」という言い訳をしない
    • 人生で取り組むべき大事なことから目を背けない

Try

  • 1年に1つの新しい言語を勉強する
  • PyCampでのフィードバックを次に活かす
  • PyCon APAC 2019のCfPを出す
  • 筋トレ
  • 料理

みんなのPython勉強会#39 で発表してきた #stapy

はじめに

2018/11/14 に開催された みんなのPython勉強会#39 にスピーカーとして参加してきました。

みんなのPython勉強会って?

startpython.connpass.com

「みんなのPython勉強会」では、Pythonを中心としてプログラミングを仕事、研究、趣味など様々なシーンに生かす方法を一緒に学びます。プログラマ、WEBエンジニアに限らず、初心者からマスターまで様々なレベルの、いろいろな分野の人が集まるので、「みんな」の勉強会です。お気軽にご参加ください。

会場提供のリーディングエッジさんのオフィスが虎ノ門に移転後はじめての開催になりました。会場が広くなって、過去最多の参加人数だったそうです。

会場が広い! & スクリーンが3つも!

スピーカーとしての感想

slideship.com

SymPyの基本的な機能を取り上げた後、今年のセンター試験を実際にPythonで解いてみるという流れで発表しました。流れはPyCon JP 2018で発表したものと同じですが、一部改変&扱う問題を変更した内容で話しました。

辻さんやはむかずさんといったガチ勢に囲まれて恐縮だったんですけど、今回の発表で趣味としての数学の楽しさを伝えることができていれば幸いです。

YouTubeに動画もあがっているので、興味がある人はぜひ。


みんなのPython勉強会#39 数学を理解するためのPython

全体を通しての感想

  • Python x 数学の盛り上がり・需要を改めて実感できた
  • SymPyは「数学を理解するためのPython」という今回のテーマにマッチしていたので紹介できてよかった
  • 自己紹介でAngularやってますと話したら、懇親会でフロントエンドについて議論・質問があった
    • Python x 数学の勉強会でAngularについて話すとは予想してなかった
    • フロントエンドの幅広さとキャッチアップできずに困っている人の多さを感じた
  • 次回は40回記念・忘年会パーティーナイトらしいよ

トークの構成として、

  1. 辻さんが導入として「ITスキルとしての数学」を学ぶ重要性を説明
  2. 自分がSymPyを使って、趣味としての数学を紹介
  3. はむかずさんがPythonの話を全くしないで、ラグランジュ未定乗数法など数学について語る

という流れはよく設計されていて、とても良かったと思います。

発表の機会をくださったスタッフの皆さんありがとうございました!

「金持ち父さん 貧乏父さん」を読んだ

動機

  • お金について勉強しないとだめだと考えさせられることがあった
  • 何から始めようかと思って、とりあえず有名なこの本を手にとってみた

感想

お金についてこれからもっと勉強していこうとモチベートされる良い啓蒙本だった。ファイナンシャル・インテリジェンスの重要性を訴えていて、お金の勉強をして自分の頭を鍛えなければいけないことに嫌というほど気付かされる。

自分はお金を稼ぐに自分の専門性(技術力)を高めようと考えていたタイプだったので、「金持ちはお金のために働かない。自分のためにお金を働かせる」という言葉を聞いて自分の視野が広がった気がしている。これまで「投資は危なそう」「自分の力で稼ぐお金のほうが大事」「忙しくてお金について考える時間がない」という考えが少なからずあったけど、こういったものがすべて間違いだったと気づけてよかった。(自分のなかでも薄々はわかってはいたけど、目を背けていたこの現実を突きつけられた感覚)

書かれている内容はポジショントークが含まれていたり、自分が作ったゲームの宣伝などマーケティングだなと感じる部分もあるにはあるが、そこを差し引いても多くの教訓を得ることができた。そしてお金は人生を通じての勉強と書かれている通り、この本で得られる教訓はお金にとどまらず他の場面でも活かせるものがあると感じている。

すぐに不動産投資などはできないけど、この本で書いてある「まず選択すべきは教育に投資すること」という教えを守ってお金に関する勉強をこれからもっともっとしていこうと思う。

読書メモ

  • 金持ちはお金のために働かない。自分のためにお金を働かせる
  • 学校はお金のために働く方法を学ぶところ
    • 「一生懸命に働くのはいいことだ」とだけ教えられ、「自分のためにお金を働かせる」方法を知らない
  • 欲望や恐怖が大きくなるのはお金のことを知らないから
  • 金持ちになりたければ、お金について勉強しなければならない
    • ファイナンシャル・リテラシー(会計力)
    • 資産と負債のち外
    • 金持ちは資産を手に入れる
    • 中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思いこむ
  • お金があっても問題は解決しない
    • 「お金があればすべてが解決する」という考えは間違い
    • いまより多くお金が入ったところで、それはその人の頭の中のお金の流れのパターンを加速するだけ
    • 「バカが金を持つとろくなことにならない」
  • お金に関する大きな問題の多くは、ほかの人と同じことをしよう、隣のうちには負けないようにしようというするところから生じる
  • 自分のビジネスを持つ=本当の資産を持つ
    • 貸借対照表の資産欄に入ってきたお金は、あなたのために働いてくれる労働者
  • 中流以下の人間がお金を手にするとまずぜいたく品を買おうとするのに対して、金持ちはぜいたく品を最後に回す
    • ぜいたく品は資産に買わせる
  • ファイナンシャル・インテリジェンス
    • 会計力
    • 投資力
    • 市場の理解力
    • 法律力
  • 知識は力
    • 法律を知らないと高くつく
  • お金は実際に存在しない
    • 「これがお金」だってみんなが同意して決めたもの
    • 頭をうまく鍛えれば、あっというまに富を作り出すことも可能
  • お金も単なるゲーム
    • 楽しむことが大事
  • 広く浅く学ぶ
    • 才能のある人間の収入がどんなに少ないか
    • 専門をきわめるより、広い知識を
    • マクドナルドよりも美味しいハンバーガーを作れるなら、なぜマクドナルドの方があなたより稼ぎがいいんでしょう?
  • 給料をもらって支払をするという一生続くこのパターンに一度はまってしまうと、人間は小さな輪の中で走るハムスターと同じになってしまう
    • ラットレース
  • 5つの障害
    • 恐怖心
      • 勝つことは、負けを恐れないことを意味する
    • 臆病風
      • 根拠のない疑いや恐怖が臆病な人間を作る。臆病な人間は批判をし、勝利を収める人間は分析をする
    • 怠け心
      • 口では「忙しい、忙しい」と言いながらも、心の底では自分が何か大切なことを避けようとしているのだということがわかっている
    • 悪い習慣
      • 自分に対する支払を先にすれば、お金に関して強くなる
    • 傲慢さ
      • 無知を隠すために傲慢になる
  • 私たちが持っている本当の唯一の資産は私たちの頭脳だ
    • まず選択すべきは教育に投資すること
    • セミナー・講座・書籍 etc.
  • 自分のビジネスを始めるにあたって大切な管理能力の一つは人の管理
    • 専門分野で自分よりすぐれている人をうまく使うこと
    • そして充分に報酬を与えること
  • なぜ自分にはお金の悩みが尽きないのだろうと考える。そして、お金がもっと手に入れば問題が解決するのだと思う。お金に関する教育が自分に足りないことが問題なのだと気づく人はほとんどいない。
  • 真の投資家がしているのは、勤労所得を不労所得ポートフォリオ所得に変えることだけだ。自分が何をやっているかきちんとわかっていれば、投資は危険ではない。ごく常識的なことにすぎない